理事長挨拶
学校法人 淳心学園
理事長
学校法人淳心学園は、札幌市南区に「札幌わかくさ幼稚園」を、千歳市向陽台に「北海道千歳リハビリテーション大学」を設置し、運営しております。
札幌わかくさ幼稚園は、昭和58年3月に前身である光華幼稚園から現在の園名となり、豊かな情操と道徳心を培うとともに健やかな身体を養うことを教育の目的とする中、恵まれた環境のもとで健やかに成長し、令和3年3月末で1,393名の子ども達が卒園しております。
一方、大学の前身となる北海道千歳リハビリテーション学院は、「21世紀のリハビリテーション医療を担うセラピストは『癒す』心を基本とした人間性の陶冶を第一義とする」との精神に基づき、保健・医療・福祉・介護のより広い分野への社会貢献を目的として、平成7年に開学以来、リハビリテーションの専門学校として質の高い理学療法士と作業療法士を育成して参りました。平成31年3月までの24年間にわたる歴史の中で卒業生1,979名が医療現場で活躍しており、その教育実績は高く評価されているところです。
さて近年、医療をめぐる状況は大きく変化しておりますが、その変化に対応するために平成29年4月に専門学校から「北海道千歳リハビリテーション大学」へと組織変更し、伝統を継承すると共に、さらなる教育環境の充実に取り組んでおります。お陰様で、令和3年3月には、第一期生104名が卒業いたしました。
当大学は、学問的探求心を備え、豊かな人間性と幅広い教養と視野をもった高度医療専門職の養成は元より、特色でもある「障がい予防リハビリテーション」を、4年間を通じて学ぶことで、地域の方々との交流を図り、地域の活性化にこれまで以上に貢献しております。人と人とがお互いの立場を尊重しあえる心を育むことこそ「しあわせの土台」の礎となると思っております。
北海道千歳リハビリテーション大学は、学生の夢を確かな形にします。「北のリハビリテーション医療の知の拠点」として、生きるよろこびを与えるリハビリテーション医療の担い手を育成します。向学心に満ち、情熱と思いやりを持って行動できる若者の入学を心よりお待ちしております。